地域性を生かした店舗せどり戦略

どうも、YOBBYです。

今回は地域性を生かし、店舗せどりで効率的に稼いでいくための戦略を解説します。

東京・都市圏・その他地方では、取り得る戦略が違います。

自分が住んでいる地域はどういう立ち回りをすれば、効率を最大化できるのか?

と、考えながら読んでもらえると嬉しいです。

ちなみに「副業レベルで月収50万程度を稼ぐ」を目標にして、戦略を決めました。

このくらいであれば離島などで無い限りどの地域でも目指せるので、安心して下さい。

東京の場合

東京の特徴

店舗数が圧倒的に多い(特に駅前)

交通量が多い(運転しづらい)

駐車場代が高い

店舗数は地方と比較にならないくらい多いです。

試しにロケスマで札幌と東京の家電量販店の数を比較してみました。

五大都市圏の1つである札幌と比較しても、これだけの差があります。

店舗数の多さはそのまま売上に直結するので、仮に同じせどりスキルを持ったAさん(東京在住)とBさん(鹿児島在住)であれば、確実にAさんの方が売上は大きくなります。

ただ、東京は交通量が多く、特に23区内は非常に運転がしづらいです。(ぼくはしたくありませんw)

人通りも多く、焦って運転すると人身事故の恐れもあるので、注意が必要ですね。

また、駐車料金もアホほど高いです。

自動車保険ガイドが全国の月極駐車場の相場を出しているんですが、平均31,077円/月というデータが出ています。

ちなみに一番安いのは長野県の4,144円/月です。10倍近い差がありますね…

売上は大きいが、その分固定費も多くなるのが東京せどりの特徴です。

ぼくが考える、東京せどりの戦略

ぼくが東京でせどりをすると仮定した場合、以下のような戦略を取ります。

・店舗数の多さを生かし、店舗せどりだけに注力する

・家電、PCパーツ、フィギュアなどの商品をメインで扱う

・駅前店舗を集中的に回る

・車は持たない(配送サービス等を利用する)

こんな感じです。

店舗数が多いという利点を最大限まで生かすため、電脳せどりは一切やりません。

特に家電量販店やPCパーツ専門店、フィギュア専門店などが強いので、この辺りにリソースを集中させます。

相場観、商品知識なども合わせて覚えていきます。

駅前店舗を集中して回るのは、駅前店舗は車持ちせどらーが敬遠するからです。

交通量が多く駐車場を探す手間がかかる上に、駐車料金も高い。

なので、駅前の店舗は利益商品が残っているケースが非常に多いです。

また、固定費削減のために車は持ちません。

最近は配送サービスをやっている小売店も多いので、そういうサービスを利用しつつ、店舗を回っていきます。

月商250万円で月収50万円(利益率20%)ぐらいのイメージです。

5大都市圏(東京除く)の場合

ここでいう都市圏とは五大都市圏(東京・大阪・名古屋・札幌・福岡)のうち、東京を除いた四大都市を想定しています。

あとはその都道府県の県庁所在地付近とかですね。

要は「そこそこ都会」なエリアです。

都市圏の特徴

・そこそこの店舗数

・そこそこの交通量

・地場チェーン店がある

四大都市圏は東京に比べてあらゆる部分が「そこそこ」です笑

東京ほど交通量も無く、少し車を走らせれば豊かな自然が広がっていて、非常に住みやすいのが特徴です。

月極駐車場代も東京に比べると1/3程度になっています。

また、地域独自に根付いた地場チェーン店があるのが最大の特徴です。

例えば福岡には「ファッションセンター やまだい」という地場チェーン店があります。

こういったその県にしかない店舗は、基本的にその県に住んでいる人しか仕入れをしません。

なのでライバルが増えにくく、価格競争も起きづらいです。

こういったチェーン店を見つけたら、必ずチェックしてみて下さい。

かなり優秀な仕入れ先になる可能性があります。

見つけた方はGoogleで「〇〇(都道府県名)にしか小売店」などで検索すると、色々出てきます。

自分が住んでいる都道府県名を入れて、調べてみて下さい。

ぼくが考える、都市圏せどりの戦略

・店舗せどり5割、電脳せどり5割

・業態は絞らず、すべての小売店を回る(オールジャンル)

・車は場合によっては用意する(店舗メインの場合)

東京ほどじゃないにせよそれなりの店舗数がある四大都市は、店舗が集まっているエリアを集中的に回る戦略が良いかと思います。

ロケスマで自宅周辺の、店舗が密集しているエリアを探してみて下さい。

東京に比べて、同一エリアに同一業態が密集しているケースは少ないので、ジャンルは絞らずにリサーチするのがおススメです。

都市圏は駅前にも店舗が密集しているので、駅チカの方は駅前の店舗をまんべんなく回るのも良いですね。

ロケスマで名古屋駅周辺を見てみると、こんな感じです。

また、ぼくみたいに是が非でも車を運転したくない人は、電脳せどりを取り入れるのがおススメです。

店頭で仕入れられた利益商品をネットで探してみる、だけでもボチボチ仕入れができると思います。

住んでいるエリアによって、店舗と電脳の割合はうまく調整していきましょう。

車は店舗をメインでやるのであれば必要、電脳の割合が大きいのであれば不要、という感じです。

その他の地方都市の場合

要は田舎です。

ぼくの実家は最寄りのコンビニまで車で2、30分かかりますが、それぐらいの田舎を想定しています。

その他の地方都市の特徴

・店舗少ない

・交通量少ない

・駐車場めちゃめちゃ安い

・ライバルが少ない

・プレ値商品が残ってるケースがある

当たり前ですが人口が少ないので、店舗数も少なくなりがちです。

あととにかく駐車場代が安い。

エリアによっては3,000円を切っているところもあります。飲み代以下ですねw

上級者せどらーはだいたい五大都市エリアにいるので、ライバルは弱いです。

地域によってはせどらーがほぼいないところもあり、大昔のプレ値商品が眠っているケースも少なくありません。

ぼくが考える、田舎せどりの戦略

・店舗せどり2割、電脳せどり8割(電脳メイン)

・業態は絞らず、すべての小売店を回る(オールジャンル)

・車は必須

ぼくが田舎に住んでいるとしたらの場合、店舗せどりよりも電脳せどりをメインにします。

田舎だと店舗間の距離が離れているケースも多く、移動で30分とか1時間とかかかってしまい、非常に効率が悪くなります。

どうしても店舗せどりをしたのであれば、近場の店舗だけ回るなどして、効率化を図っていきましょう。

交通機関が無い場合も多いので、車は必須です。(電脳オンリーであれば不要)

田舎は家賃や光熱費、駐車場代などの固定費が安いのが強みなので、ライバルが嫌がるような大型商品を積極的に取り扱うなどして、差別化を図っていきましょう。

資金がある方向けにはなりますが、寝かせ(おもちゃ投資など)との相性は良いですね。

とはいえぼくが田舎に移住したら、ぶっちゃけ電脳しかやらないと思います。

離島の場合は?

正直、離島に住んでいる方は、店舗せどりはやらない方が良いかと思います。

そもそも店舗が無いですし、配送料もとんでもなく高くなります。

どうしてもせどりをやりたいのであれば、電脳せどり一択ですね。

島にしかない伝統工芸品、海鮮、フルーツ、野菜とかを仕入れて販売する、とかの方が良い気がします。

あるいは地域性に依存しない、他の副業をやるとかですね。アフィリエイトとか動画編集とか。

例えばぼくが五島列島に住むことになったら、秒でせどり辞めます。笑

副業をする目的は「せどりで稼ぐこと」ではなく、「お金を稼ぐこと」です。

せどりはあくまでも手段の1つ。

・自分の住んでいるところの地の利を生かせる商売は何か?

・そもそも地域性に依存しない商売をやる道はないのか?

こんな風に、考えを膨らませてみて下さい。

まとめ

今回紹介した戦略は、あくまで一例に過ぎません。

あなたの生活環境やライフスタイルによって、細かく調整していってください。

せどりは副業とはいえ、小さな商売です。

本気で商売をやる以上、自分が持っている強みが最大限に生かせる戦略を考え、実践していきましょう。

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