どうも、YOBBYです。
ぼくは2018年から現在まで細々とせどりを続けているんですが、今も昔も「せどりはスモールビジネスとして最強だな」と確信しています。
せどりって転売ヤーだの乞食だのバカにされがちなんですが、ビジネス初心者が一番最初に取り組むスモールビジネスとしては、実はめちゃくちゃ優秀なんですよ。
今回はその理由をお話していきます。
もくじ
初期費用がかからない
基本的に事業をはじめる前には、どんな業態であれ初期費用が必要です。
例えば焼肉屋をやるとなれば、物件取得費、内装工事費、厨房設備費、資格取得費、広告宣伝費などがかかってきます。
少なくとも1,000万円以上のキャッシュを用意しなければなりません。
しかしせどりは5万円程度の初期投資ではじめることができます。
リサーチをするためのスマホ、PCはすでに多くの人が持っているかと思います。
そのほかには商品ラベルを印刷するためのプリンター、商品を梱包するためにダンボール、ハサミ、養生テープなどを揃える必要があります。
以下の記事に必要なものをまとめていますので、参考までに。
せどりは商品を安く仕入れて高く売る商売なので、商品を仕入れるための資金は別途必要です。
ぼくの場合は仕入れ【資金10万円】からスタートしましたが、複利で運用すること半年で月商100万円、1年で月商300万円程度まで売上を伸ばすことが出来ています。
【月商】・・・月の売上
【月収】・・・月の利益
用意するべき資金額は”自分がいくら稼ぎたいか?”によって変わりますが、仮に月10万円稼ぎたいのであれば、資金は40~50万円ほどは欲しいところです。
月20万稼ぎたいのであれば、80万~100万円くらいが目安ですね。
商売の基本が学べる
せどりは「商品を仕入れて売る」というものすごくシンプルな商売ですが、だからこそ商売の基礎・基本を稼ぎながら学ぶことが出来ます。
ぼくはせどりだけでなく広告運用、アフィリエイト、WEBライティング業などもやっているんですが、せどりほど手軽に商売の流れを上から下まで学べる副業はありません。
言ってしまえば、アフィリとかWEBライティングって”外注業”なんですよね。動画編集も同様です。
一方でせどりは自分で商品を選定するところから、お客さんの手元に届くまでの流れをすべて知っておく必要があります。
小さいながらも”事業を作る”ということを体感できるのはせどりの醍醐味です。
ZOZOTOWNを運営する株式会社ZOZOの元社長、前澤さんも元々は中古レコードの輸入通販から事業を始められています。
リクルートの現社長である出木場さん、DMM会長の亀山さんも通販・小売から事業をスタートされています。
せどりで身に付けた商売の基礎は、せどりの次のステージに行く際の強力な武器になります。
これは僕自身身を持って体感しています。
アッパー(収益の天井)が低い
せどりで稼げる金額のマックスは、せいぜい月収300万程度です。
個人の副業で稼ぐには十分すぎる金額ですが、企業として参入するには採算が合いません。要はコスパが悪いんです。
あと一般的にせどりは社会的なイメージがものすごく悪いので、そういう意味でも企業が参入する理由が無いんですよね。笑
ぼくはよくせどりのことを「小売店の残飯処理業務」と表現しているんですが、こんな風に社会的意義が低い商売だからこそ、個人でも稼げるんだと思っています。
せどらーって何なんだろう?と5分くらい考えていたんですが、「小売店の残飯処理係」で落ち着きました。
— YOBBY (@gregory_vocant) December 4, 2020
小売店からしても処分に困っている商品を買ってくれるせどらーは、ある意味有難い存在です。
実際、「こんなに買って頂いてありがとうございます!助かりました…!」といったような言葉をかけて頂くこともありますし、ぼくはそういうwin-winなせどりをやっていきたいなぁ、と思っています。
なので、以前話題になったSwitch転売みたいに「プレ値商品をかき集めて販売する」ような手法はぼくは一切やりませんし、この記事を読んでいるあなたにもやって欲しくないです。
ぼくらは小売店がお客さんに出す料理を横取りしてはいけません。
あくまで残飯処理係としての業務を全うしましょう。
再現性が高く、100%確実に稼げる
急に胡散臭くなりましたね。笑
でもほんとなんですよ。せどりって正攻法でやれば100%勝てるギャンブルなんです。(それはギャンブルなのか…?)
Keepaを使えば、「商品がいくらで・どれだけ売れてるのか?」を把握することができます。
過去のデータを見て売れている商品だけを仕入れるので、在庫リスクはほぼありません。
でも、現実問題として100人が挑戦して100人全員が稼げるようになる訳じゃありません。
理由としては、
1.利益が出る前に辞めてしまった
2.勉強段階で面倒になって辞めてしまった
3.売れる商品が見つけられなかった
4.在庫スペースが確保できなくなった
この4つのいずれに当てはまるケースがほとんどです。
お分かりになられたかと思いますが、全部言い訳ですよね。笑
1~3に関してはちゃんとしたノウハウで継続しさえすれば、稼げるようになります。
4に関しては自宅に在庫が置けなくなるくらい稼いでいれば倉庫を借りることもできますし、引っ越したり、外注さんを雇って外注さんの家に商品を送ったり、納品代行業者にお願いしたりすることで解決できますよね。
せどりのファーストステップは、「まずは1つ、商品を仕入れて売ってみること」です。
この体験を通して、「本当に売れるんだ!!」という実感を持つのがものすごく大切です。
ぼくは2018年からせどりを始めたんですが、はじめて売った商品は今でも鮮明に覚えています。
パイオニアのSE-CL721というイヤホンです。

ぼくはこの1つのイヤホンをきっかけに味を占めて、一気にせどりにハマっていきました。
断言します。せどりは継続しさえすれば、100%確実に稼げます。
ぼくが0からせどりを始めて月収10万円を稼ぐまでのストーリーはこちらのnoteに書いているので、興味がある方はぜひ読んでみて下さい。200人以上の方に読んで頂いてます。
仕入れノウハウが属人的
例えば店舗せどりの場合、ぼくと初心者せどらーでは見ている商品も、ポップも、値札も、陳列棚も、全部違うはずです。
100人せどらーがいたら100パターンの仕入れのクセがあります。
このように、仕入れのスキルは個人の目利きや商品知識に依存するので、人に任せるのが非常に難しいのです。
他に属人性が高い業態でいくとコンサルティングや建築業などがあります。人によって提供するサービスの質に大きな差があるのが特徴です。
したがって、基本的にせどりは1人(+外注さん数人程度)で完結すべき副業なのです。
一般的に属人性は「属人性が高いと、事業規模を拡大できないよね」といった感じでデメリットの文脈で使われることが多いですが、スモールビジネスにおいてはそれがメリットとして働きます。
ある種の職人的なスキルを身に付けてあなたにしか出来ない仕入れを確立することで、収益はかなり安定します。
これも大して難しいことじゃなく、せどりを続けていく中で自然と身についてくるのでものなので安心して下さい。
まとめ:持たざるものこそ、せどりを!
ぼくがせどりを始めたのは、何のスキルも、コネも、金も、何もなかった大学生のころです。
それでも、1年後には月収80万円程度を稼げるくらいのスキルとマインドは手に入れました。いきなり月収100万を目指す必要はありません。
毎日の生活にプラスして月20万増えたら最高じゃないですか?
家族に好きなものを食べさせてあげられたり、親を旅行に連れてってあげたりできるのって最高じゃないですか?
さらに、せどりをやることで手に入るのはお金だけじゃありません。
歯を食いしばって必死で売上を上げていく中で出会った人達との縁は、何事にも代え難い宝物になります。
是非とも結果を出すまで続けてみてください。世界が変わります。
応援しています。
コメントを残す